こんにちは。マンボウです
父の老いを目の当たりにして、介護を意識するように
今日は私が介護に関する記事を書き始めたわけを説明したいと思います
私が介護を意識したきっかけ
私が親の介護を意識したのは、出産のため里帰りした時でした
1年ぶりに会った父の様子が大きく変わっていました
就職を期に親元を離れていたので、数ヶ月にわたり一緒に生活するのは久しぶりで
毎日の生活で父が急に歳をとったように感じられたのかもしれません
父の老いを感じた出来事で次のようなことがありました
- 父のトイレの後が汚れて、間に合わないことも度々ある
- トイレを流す、車のドアを閉めるなど忘れている
- 携帯電話の使い方がわからなくなる
- 自分の歳が分からない
- 性格が変わった
- 月1のペースで転倒する
- 会話のつじつまが合わない
急な変化を受け入れられなかった
コロナ禍の厳しい時期を除いて、年に数回定期的に帰省していましたし
脳梗塞を2度発症しているため、次第に歩くのが難しそうになっているのは知っていました
ただ、記憶の中の父と今の父の姿のギャップが大きく、急な変化だったため、すぐに受け入れる事ができませんでした
会話が大好きで、社交的だった父ですが、足腰が弱くなり外出をしなくなりました
また、会話になかなかついていけなくなったので、人の輪に入るのを嫌がるようになりました
そんな姿の父と過ごし
昔のお父さんの姿がどんどん上書きされていく
どんな会話をしてたっけ・・・
どんなテンポで話してたっけ・・・
と、どんどん思い出せなくなるのには寂しさを覚えました
父の言動、行動にストレスを感じるように
里帰り中、出産後特に父の言動、行動にストレスを感じるようになりました
出産したばかりの時に、父自身が色々な事が日々できなくなっていることにストレスを感じているようでした
また、認知機能の低下により、人と交わることを辞めたり、免許返納を機に家に引きこもるようになったり、
その姿を毎日見ていると老いというものがとてもネガティブに感じられ、
これからの人生楽しいことが待っているのかな・・・楽しんでいいのだろうか・・・
と思うようになりました
また、父の体のことを思い、お医者さんのアドバイスを生活の中に取り入れても
本人にその気がなければ進みません
本人以外が懸命にサポートしても全く実行されない、そういう日々で家族で疲れていってしまいました
私が介護に対してネガティブなイメージを持つわけ
私が子どもの頃、母は私の祖母(父方)の介護をしていました
その期間は約15年
同居する祖母は、私に非常に優しい人でしたが、一方で子どもながらに母が非常に苦労しているのは
感じていました
- 四六時中なる呼び出しベル
- 食事・おやつの内容は指定のもの
- 介護をするためにパートなどは禁止
などなど、子どもながらに知っているのは上記のようなことでしたが
おそらく私が知らないことも沢山あったでしょう
そんな過去の記憶から、介護に対してネガティブなイメージを持つようになりました
そのため父の介護が身近に感じられたときに、これから大変な事が山ほど待っているんだ・・・
と不安を感じました
色々な後悔、昔のことばかり考えるように
父のできないことが増えていく中で、過去を振り返り
「〜しておけば・・・」、「一緒に〜しておけば」 と後悔ばかり
また、過去のニュースなどを見たりすると、「このニュースの頃は、お父さん元気で〜とかしてたよね」
「この頃から山登りとか体を使う趣味にトライしてみれば違ったかな・・・」
など今となっては、どうしようもないことばかり考えるようになりました
変えられない過去のことを繰り返し考えることで、どんどん気持ちが落ち込んでいくように
これからの介護に備えて
子育てと遠距離介護、仕事の両立ができるのか・・・その両立に苦しむのではないかと
上手くいかない未来ばかりを考えて、落ち込んでいました
しかし、介護や老いは遅かれ早かれ、いずれ来るもの
介護が待ち受けていることをなんとなく気が付きながら、何をすべきか分からず
日々不安に思っている方へ情報を発信できればと思います
できることからやって行きたいと思います
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