こんにちは。マンボウです
高齢者は水分摂取は非常に重要です
水を飲んでもらうのは意外と難しい・・・
同じような悩みを抱えている方へ、私たち家族が、高齢の父に水を飲んでもらうために行った方法を紹介します!
ただ、水を摂ってほしい・・・その想いが伝わらずイライラ
父の主治医に
ご家族が水分を取るように声掛けしてくださいね
と言われましたが、どんなに声掛けをしても
ちゃんと取ってる!自分でやるからいい!
となかなか上手くいきません
ただ、水を飲んでほしいだけなのに・・・
とサポートする家族にとってはストレスに・・・
夏の暑い期間に水不足になり、便秘もひどくなりました
腹痛が辛く、毎日のように
便が出なくて辛い、お腹も痛い
と愚痴をこぼすので、思わず・・・
先生に言われたように、毎日2Lの水を飲んで、
処方されている薬をのんで!
そのために毎日水筒と薬を用意しているのに、のんでくれないじゃん・・
とイライラする日々
本人の辛い状況を少しでも緩和したいと、色々考えてサポートしても本人にその気がないと
どうすることもできない・・・
サポートする側ばかり必死になっているようで落ち込むこともありました
水不足はいろんなリスクが・・・
水を飲まないと、熱中症だけでなく他にも下記のようなさまざまなリスクが!
- 熱中症
- せん妄
- 心筋梗塞、脳梗塞
父も夏になるとぼーっとしたり、つじつまの合わない会話があったり
心配な症状が多くでるように・・・
父は脳梗塞を2度経験しています。回数を重ねるたびに後遺症がひどくなるため
特に水をしっかり摂る必要があります
高齢の父が水を飲みたがらない理由
高齢者が水を摂りたがらない理由で喉の乾きを感じにくくなるからというのがあるそうです
実際に病院でも、老化により喉の渇きを感じる「口渇中枢」が減退し、飲まなくなるので声掛けをするようにと言われていました
父と話をして水分を摂りたがらない大きな理由は
- トイレの失敗が怖い
- トイレに行くために動くのがしんどい
- むせると目の前が真っ黒になって苦しくなる
であることが分かりました。特に3番めは辛いようです
水を飲んだ量が分かるようにすると、水分を摂るようになります
とアドバイスをもらいましたが、父のような人には効果は全くありません
実際むせている姿は本当に苦しそうですし、水や食べ物が肺に入ってしまうと誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になって死んでしまうこともあります
私たちが行った水を摂ってもらう方法
父の苦しい姿をみると、つらい気持ちは分かる
周りの人から「水飲んでね」と何度も言われると本人もストレスでしょう
ただ、認知機能の低下、脳梗塞の再発を起こさせないためにちゃんと水分を摂ってほしい
そこでいろいろな工夫をしてきました
水以外の飲み物を用意する
カフェインの含まれているお茶・コーヒーやジュースより水のほうが良いとは言われています
でもとにかくなんでもいいから飲んでほしい・・・ということで
- 朝食後に淹れたてのコーヒーをルーティーンとする
- 暑い日はコーヒーに牛乳をいれて量を増やす
- 出かけたらお土産のジュースを買ってきて暑い日に出してみる
出すときにも、
牛乳の消費期限が切れそうだから、残っているの全部入れるね〜
などと、声掛けの仕方を変えてみました
水分の多い食べ物を勧める
食欲はあるので、水分の多い食べ物を出すように
パンよりも米のほうが水分量が多いです。食べ物を工夫することで水分を摂ってもらうようにもしました
- ゼリー
- フルーツ
- 氷系のアイス
- トマトなどの生野菜
などを食事や間食で選んで出すようにしました
調理方法を工夫する
水分の多い食材を出しても、調理途中で水分が多く失われてしまうと
せっかくの努力が無駄になります
- 焼くより茹でる
- 揚げるより蒸す
- 水分の多い野菜は生のままで出す
などして少しでも多くの水分を摂ってもらうようにしました
さいごに
高齢者に水を飲んでもらいたいだけなのに、なかなか上手くいかない
こちらの気持ちがなかなか伝わらず、そのことが精神的ストレスに・・・
ただ、本人は飲み物を飲んでむせると、本当に死ぬんじゃないか
と目の前が真っ暗になることがある・・・と聞いて、戦っているのかな・・・
とも思いました。
分かっていても、やっぱりサポートを必死にしているが故にイライラしてしまう方もいるのではないでしょうか
本人に「積極的に飲むぞ」という意思がないと、どうしようもないですが、サポートの仕方を少し変えることで、少し変わるかもしれない・・・そう思って調べました
水分摂取だけでなく、今後もサポートの仕方を少し変えることで、高齢者、その家族が少しでも心地よく過ごせるように
実際に試したことを発信していきたいと思います
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