こんにちは。マンボウです
久しぶりに帰省したら父の老化が一気に進んでいました
頻繁に転倒、自分の歳が分からず、トイレの失敗を繰り返す
「これから1歳づつ年を取り、悪くなっていくのか・・・」と不安ばかり募り
メンタルが落ちていきました
「このままじゃ父だけでなく、私もまずい・・・」とこれからの介護へ備えることに
まずは包括支援センターへ行きました
そこで進められたのが介護認定申請というもの
介護認定申請は、介護保険サービスを利用するためには絶対に必要
ただ・・・この名前につく介護が父には受け入れられず、
「自分のことは自分できる。介護は受けない!」と怒らせてしまいました。
しかし介護保険サービスでは、リハビリ計画を作成してくれて、施設でリハビリを受けることができます
段々と歩けなくなってきて、散歩も距離がどんどん短くなってきて、家で退屈そうにしている
絶対に受けてほしい、受けてリハビリをして少しでも健康寿命を伸ばしてほしい・・・
そんな気持ちで家族で色々とアプローチをしてみました
失敗したアプローチ
周りの人を巻き込む
母や、私がいくら言っても、「自分は全然大丈夫」と聞かない
じゃあ、親しい親族や、友人、近所の人からさり気なく話してもらおうかということで
隣の奥さんに勧めてもらうという作戦
〇〇さん(父)も長生きするために運動しないとね〜
私の父もリハビリで随分よくなりましたよ〜
ハハッ
私はまだまだ元気だから大丈夫よ〜
と、全然大丈夫じゃないし、自分のこと過信し過ぎじゃない?
もともと、社交的で悪く言えば、調子がいいところがあった父。
こういう時にかぎって昔と変わらない、父が出てくるんですよね〜
転倒など変化があったタイミングで勧める
ということで、次は必要性に迫ってみることに
家の周りを散歩している時に転倒してしまいました
幸い大きな怪我もなかったですが、転倒した理由を聞いてみると・・・
踏み出した時に、思ったより足があがらなくて・・・・
とのこと、そこで、
「これから悪くならないために訓練が必要だからリハビリに行こう。まず介護認定受けよう」
と・・・言ってみました
でも転倒したときには本人もやはりショックを受けていたようで、
このタイミングではなかったようです・・・
成功したアプローチ
誕生日前後など、きりが良い機会にに認定調査員にきてもらう
私が父の老いを信じたくないように、本人はそれ以上に信じたくないもの
ただ必死に生きてきただけなのに、急にできないことが増えていくことにショックを受けているのです
そこでただ、一歳づつ歳を重ねているだけだよ
ということで、事前に家族の方で認定を受ける手配をしておき、認定調査員の方に来てもらうことにしました
今は免許の更新に高齢者講習などもあり、父も以前受けていたので
高齢になってこういう面会があるというのはそれほど違和感なく受けてくれました
せっかく保険料をはらってきたのだからと伝える
認定調査員が来る日が近づくと
俺には必要ないと言えばいい
といわれ・・・「せっかくここまで事を運んだのに・・・」とまたがっくり
また介護認定を拒否する危機に直面しました
本当に介護というのは、日々の本人の急な心の変化や、一言でガクッっと気持ちが落ちるものです
もう後戻りできないと言うのではなく、
せっかく今までお金払ってきたんだし、
利用ができるものがないか話だけきいてみればいいんじゃない?
強調したのは、今回の訪問ですべてが決定するのではなく、ただ一旦話聞いてみるだけ
と伝えました
納得!とはならないものの、拒絶はされず、その日を無事迎えることができました
一歩づつ進むことが、なかなか難しい
色々手配して、一歩づづやっていこうと思っても、
そもそも一歩づつ勧めることが難しい
父も自分の老いに驚き、ショックを受けているのだな・・・
少しづつ認めようと戦っているのかな?とふとした時に本人の言動から感じる事があります
そんな本人の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちも整えつつやっていくしかないな・・・と思います
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