【R6.10.22更新】TOEIC475点→910点にUPして就活逆転を狙った私のはなし

英語

(2024年10月22日更新)

※本記事はプロモーションを含んでいます

この記事は

「有名大学出身ではないけれど、大手に就職したい」

「就職活動でアピールできる武器がない」

そんな人にむけて書いています。

私は大学受験はボロボロで、有名大学に進学した友人に負い目を感じながら大学時代を過ごしました。

「いつかちゃんとすれば・・・」とダラダラ大学生活を過ごしていたら、あっという間に就活目前に・・・・

ガクチカとなるようなものも何もしていませんでした。例えば、バイトは派遣バイトで楽そうなものだけ、サークルは幽霊部員、学園祭は1年の時に見に行っただけなので、もちろん実行員などもしていない・・・

何か今から作れる武器は無いか・・・と考えた結果・・・・

ギリギリ間に合う実績作りとしてTOEICに目をつけ、高得点アピールし、第一希望の会社から内定をもらうことができました。

そんな私が

  • なぜTOEICに目をつけたのか
  • どのように最短でTOEICのスコアをあげたのか
  • オススメの教材

などをお話したいと思います

TOEICに目をつけた理由

就活でアピールするためにTOEICのスコアアップを目指した理由は

  • Web履歴書でTOEICの記載項目が設けられているので多くの企業が重要視していると考えた
  • 私の第一希望の会社の面接でTOEICの点数を面接で聞かれたとの情報があった
  • TOEICは一年に何度も受験のチャンスがあるので準備ができると考えた
  • 営業職を希望していたので国内外問わず戦力になることをアピールできると考えた
  • 説明下手な私だが、高得点であれば頑張ったことが明確で面接でアピールしやすいと考えた

からです。

バイトリーダーや学園祭実行委員会など活躍してこなかった私が最短でアピールポイントを作るのに最適なのがTOEICだと考えて高得点取得を目指しました。

実際にTOEICの実施団体IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が企業に対して行った意識調査によると企業・団体が考える重要なスキルと不足しているスキルの両者に英語が最多で選ばれており、

多くの企業が、新卒採用の時TOEICのスコアを要件・参考にしていることが分かります。

※出典:IIBC「英語活用実態調査 企業・団体ビジネスパーソン2019」

アピールできる点数として何点を目指すか

TOEICで高得点をとり就活の武器にしようと考えたものの、実際に受けたこともなかった私は、

何点満点なのか、出題形式は、受験時間はもちろん、就活でアピールするためには何点を目指すべきなのか?も分かりませんでした。

そこで目標スコアを決めるために

  1. 入社までにTOEICのスコア取得を要求または推奨している企業の設定点数
  2. TOEICのスコアとコミュニケーション能力の相関関係

を参考にすることにしました。

入社までにTOEICのスコア取得を要求/推奨企業の設定点数

取得を推奨、要求している企業の情報より、まずひとつの基準として800点があることが分かりました。

TOEICスコア別レベル

また、TOEICの実施団体IIBCが出しているTOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表によるとNon-Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベルとして860点を基準に設定していました。(※出典:IIBC PROFICIENCY SCALE)

この2つの情報から

「目標860点以上」

と設定することにしました。

目標スコア取得に必要な勉強時間

私がTOEICに目をつけてから履歴書を提出するまでに約10ヶ月ありました。

この目標が無謀でないのか、現実的に可能なのかを判断するために必要学習時間を調査しました。

一般的に必要と言われている勉強時間

縦軸が現在のスコア、横軸が目標スコアの表です。私の場合は475点だったので、860点あたりを目指すには975時間、約1000時間必要なことになります。

350450550650750850950
250200425700950115014501750
35022545070095012251555
4502254507009751300
5502254507251050
650225500825
750275600
850325
(※出典:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC Lestining and Reading Test Preparing Your Students for Succes』

10ヶ月コツコツ勉強することができなかった・・・

必要な勉強時間は分かったものの、大学生活、就職活動に加え、地方から東京へ就職したいと考えていたので、就活資金を稼ぐためにバイトも増やしていました。

なにより、大学の多くの時間を目的を持たずに過ごしてきた人間が急にコツコツ1日3時間以上の勉強をするはずもなく、、、ただただ時間だけが過ぎてしまいました。

かじる程度に単語帳をたまに見て、勉強を始めたと思ったらいつの間にかSNSを見て、現実逃避をする日々でした。

単語を少し見るだけでも最初の頃はスコアが上がっていましたが、油断もあり600点台に到達した後1度スコアが下がっています。

私の実際の勉強時間は下記のとおりです

400点台→500点台20時間〜30時間(2ヶ月)
500点台→600点台20時間〜30時間(2ヶ月)
600点台→700点台100時間〜120時間(2ヶ月)
700点台→900点台500時間程度(2ヶ月)

履歴書提出までに猶予がなくなり、焦りを覚えた最後の2ヶ月は1日10時間勉強していましたが、そのれまでは上記のように必要時間を確保することができていませんでした。

最初からやっていれば、もっと短い期間で目標を達成できたと思います。

ただ悪いことだけでなく、1日10時間以上のを費やす短期集中は、コツコツ勉強するより精神的負担が大きかった一方、TOEICの受験時間2時間に耐える体力がつくという良い効果もありました。

最後の追い上げ2ヶ月間の1日のスケジュール(とある一日)

第一志望の企業の新卒採用の時期まで4ヶ月を切り

「もう受けれる受験回数も2回になっていて、後がない・・・・」

となりようやく本気を出すことができました。

特に最後の試験の前の2ヶ月は1日のほとんどの時間をTOEIC勉強に費やしました。

そんな1日のスケジュールを紹介します。

7:30起床+朝食、朝の準備など
9:30単語の音読、リスニング
12:00眠くなるので、エクササイズ
(ストレッチ、筋トレ)
12:30昼食
13:30リスニング(眠くなったら音読)
15:00睡魔タイムが過ぎたら文法パート
17:00飽きたらシャワータイム
17:30リーディング、単語
19:00夕食
20:00文法、リーディング
22:00単語、フレーズ
24:00就寝

できるだけ多くの時間を勉強に充てるためにいくつか工夫したポイントがあるので、それは次にご紹介します。

短期スコアアップの勉強法、教材

一般的には1000時間必要と言われているのに時間がない・・・すこしでも効率的に学習するためにいくつか工夫しました。

できるだけ多くの時間を充てる工夫

履歴書提出という期限に追われていたとはいえ、1日中英語の勉強をするのはかなりの苦行・・・

一方でそれまで半年以上ダラダラと勉強しても成果は大きく出なかったので、なりふり構わずやる必要があることは理解していました。

そこで、できるだけTOEICから離れずに勉強するために工夫をしました。

  • 集中力が切れたら出題パートや教材を変えてみる
  • 眠くなったら声に出す
  • スマホ画面に付箋で「あと受験のチャンスは1回のみ、時間がない」と書いたものを貼り無意識にスマホを触るのを防ぐ
  • TOEICの教材以外の本や漫画を見にくいところに置く
  • 受験が終わるまでSNSを携帯から消す
  • 朝起きたら携帯を触る前に単語帳を開けるように携帯の上に単語帳を置いておく
  • 眠くなる時間を把握して、その直後は眠くなりにくいパートをやる(私の場合はリスニングを音読)

私はもともと英語が苦手でセンター試験では70点台を取ったほどです。

特にリーディングは苦手で、勉強をしていると、いつの間にか机の上で寝ていました・・・・

眠くなったらパートや教材で切り替えをしたり、眠くなりにくい勉強をするようにしました。

漫画などを見えないところに置くのは、現実逃避を防ぐ+勉強前に部屋を片付けたくなる気持ちを抑えるためです。

また、いざ勉強を始めようと思っても、単語の意味をネットで調べているうちにいつの間にかSNSを見たりして、無意識の時間の浪費をしていることがあったので携帯で調べるのは辞めて、単語帳の単語のみを覚えるようにしました。

大学時代を目的を持たずにダラダラと過ごした意志力の弱い私が2ヶ月を乗り切るためには、

①もう後が無いという期限 ②現実逃避しない環境づくり ③飽きないための環境づくり

が必要でした。

【重要】教材はTOEICに特化したものを使用する

TOEICでは出題シーンがビジネスシーンなど設定が決められていることが多いです。

そのため英単語は1つの単語に複数の意味があるものも多いですが、

「TOEICでは〜という意味でしか出ることがない。」

といったように傾向があります。

例えば、動詞 embraceは『抱きしめる』『(愛情をもって)抱擁する』などの意味がありますが、TOEICでは『快諾する』『(積極的に)受け入れる』という意味で出ることがほとんどです。

喋れるようになるためには、各単語が持つ多くの意味を理解し、使い分けすることが求められますが、TOEICでスコアを取るためには、よく出る意味のみを理解すれば十分です。

なので、TOEICで最短でスコアUP狙うためには

「TOEICに特化した教材を使う」

事がとても重要です!

900点超えるまでに使用して良かった教材

私は履歴書の期限に追われるがあまり、多くの教材を購入し試してきました。

その中でも実際スコアアップに大きく貢献していると実感があったものを紹介します。

1つ目は有名ではありますが「TOEIC L & R TEST出る単特急 金のフレーズ」です。

金額もリーズナブルですし、とにかくよく出るので絶対に購入し勉強してほしい1冊です。

2つ目は「TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問」です。

リーディングに多くの時間を充てるために文法はテクニックを駆使して早く解く必要があります。

そのテクニックが解説されていて、スピードが身につく1冊です。

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3冊目は「解きまくれ! リスニングドリル TOEIC L&R TEST PART 3&4」です。

リスニングは問題が流れ続けるので、集中力を保たなければなりません。

そのためとにかく耳を慣らして、リスニングパートが終わるまで集中力を切らさずに解き続ける体力をつける必要があります。

とにかく問題数が多いのでその2つをかなえてくれる1冊になります。

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また、病院の待ち時間などスキマ時間はいつ来るかわかりません。

私も「教材持ってきておけばよかった・・・」と後悔してしまうことが多くありました。

準備をせずとも常に持ち歩いているスマホなどにTOEICの勉強ができるものを入れておく

気がついたらいつでも触れれるようにしておくことで、勉強している感が少ないので負担も少ないですし、触れる機会が多いほど定着します。

さいごに

履歴書にぎりぎり間に合う最後の受験で見事目標を超える910点をとり

無事内定を勝ち取り、自分の希望する部署に配属されることができました。

TOEICに特化した勉強だったので、実際にコミュニケーションできる英語力ではなかったため配属された後苦労もしました。

しかし、400点台の時よりは英語は理解できるようになっていましたし、メールなどはリーディングの特訓のお陰でなんとか読めるようになっていました。

今は点数に見合うように会話やライティングの勉強もしています。

採用担当者ではないので、私の内定にTOEICの点数が影響したかどうかはわかりませんが、

一つでもアピールできるものを持てることで、ポジティブな気持ちで面接を受けることができました。

今から学園祭の企画をしたり、バイトを申し込んですぐにバイトリーダーで活躍することは難しいですが、TOEICなら今日から勉強して、直近の試験を受ける事ができます。

一つの選択肢として参考にしてみてください。

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